【おすすめ本】ブランドづくりの教科書

先月は急に大きな仕事が入り、ブログの更新が止まってしまいました。
気がついたらもう9月・・・今月はたくさん記事をアップする(つもり)です。

最近読んだブランドづくりの良書を紹介します。

規模の小さい企業や農産物など地域産品に携わる人たちが実践できるブランドづくりをわかりやすく解説しています。
どんなにいいものをつくっても、イメージが浮かばなければ誰にも選択してもらえない。ブランドは心の連想。
著者はブランドづくりの定義について次のように述べています。

ブランドづくりとは、ターゲットとする顧客との間に感情的なつながりをつくることである。強いブランドになるためには、機能的価値だけでなく情緒的価値に訴えることが欠かせない・・・・・・

ほかにも、知覚品質(消費者が感じる品質)を高めることや、外部の専門家とチームを組むこと、競合の少ない分野にシフトすること、弱みを強みに変えること、口コミ発生の促進などを、著者が携わったトマトのブランド化の事例と合わせながら書いています。

ブランド化について勉強している人や実践している人にとっては当たり前のことですが、同じやり方をずっとやっていたり、反対に次から次へと出てくる新しい手法にばかり目を向けていると、基本が見えなくなることがあります。
私も気づかされることが多くありました。

ブランド化をするまでも大変な作業ですが、それを維持、発展させるほうがもっと大変。
スタートから周知されるまでは良かったけど、その後まったく見かけなくなったり、全然イメージの違う広告やパッケージに変わって魅力がなくなったりと、実際に残念な事例もよくあります。
ブランドが失敗する理由も指摘していたので、この部分も参考になります。

こちらも参考にどうぞ。
だいぶ前の本ですが、ブランド戦略についての概論です。こちらは実践というより勉強向け。