パソコンに毎日向き合っていると、反動でアナログなものを求めてしまいます。
ちゃんとしたイラストは描けないので、業務では外注していますが、
プライベートでときどき手描き文字やイラストを書いて楽しんでいます。
ハガキ、日記・手帳、ノート、SNSに自分の手で書きたい、描きたい人向けに、個人的お気に入りのハンドライティングの本を紹介します。
ハンドライティングの楽しさがつまった
「すばらしき手描きの世界」
2021.6追記
増補版出ているんですね。↓
お店のディスプレイを手描きするチョークボーイさんの本。
作品や手描きの方法を紹介しています。
チョークボーイさんのデザインが大好きで、インスタもフォローしています。
https://www.instagram.com/chalkboy.me/
もともとデザイナーではなく、カフェでバイトしていて黒板に描いてたら仕事になったしまったそう。
数年前、高知でチョークボーイさんのワークショップがあったので参加しました。丁寧に、わかりやすく教えてくださって、人柄も素敵な方でした。
私がハンドライティングにはまったのは、この本のおかげです。
この本以降、さまざまなハンドライティングの作家さんが増えましたが、やっぱりチョークボーイさんがいちばん好きかな。
2021.6追記 パート2も出ています↓
エレガントで洗練されたスタイリングが魅力
「カリグラフィー・スタイリング」
こちらは大人の女性向け。
カリグラフィーを前から習いたいと思っていますが、
高知ではネットで検索しても教えている教室が見つからず、
この本を見ながら練習しています。
単にカリグラフィーの書き方でなく、
カリグラフィーとスタイリングを組み合わせた作品を紹介しています。
作者のベロニカさんはインドネシア在住のデザイナーさん。日本でもワークショップを開催しているそうです。
本格的にカリグラフィーを勉強するなら、書き方をみっちり解説した本が良いと思いますが、こちらはビジュアル重視です。
優美で繊細なカリグラフィーとシックなスタイリングで、まるで写真集のような本。
ベロニカさんのインスタ↓を見ると、この本の雰囲気もわかると思います。
https://www.instagram.com/truffypi/
2021.6追記 こちらもパート2出ています↓
アナログの良さを味わう
「万年筆ですぐ描ける! シンプルスケッチ」
万年筆をもっと使いたいと思って買いました。
イラストレーター・兎村さんのタッチも好きです。
手帳やノートに、ちょこっと書くのにとても参考になりそうです。
練習用の「なぞり描きブック」もついています。
何回もなぞると手がイラストの形を覚えてスムーズに書けるとのこと。
久しぶりに万年筆を持って描きたいと思います。
手書きってその人の個性がとても現れるし、いいですよね。
年賀状もメッセージが手書きだと、より近くに感じられます。
どんなに忙しくても、相手の住所、宛名、一言メッセージは手書きをしています。
枚数が多くないからできるんですけど・・・
パソコンやスマホで伝えることが当たり前になればなるほど、
ハンドライティングがより魅力的に感じられ、喜ばれるのはちょっと皮肉です。