【おすすめ本】基礎から学ぶWeb広告の成功法則

KGI,KPI,CVR,CTR,CPA,CPC,CPM,imp,LTV,ROAS…の意味をすぐ答えられますか?
Webマーケティング・広告の効果測定等でよく使われる指標です。

Web広告の運用アドバイスは今のところ業務としてやっていませんが、広告のことはもちろん知っていなくてはならないので、リスティング広告やGoogleAnalyticsの書籍や情報は時々チェックしています。

でもこの分野、正直言うと得意ではないので、しっくりくる書籍がなかなか見つかりませんでしたが、いい本を見つけました!

運用について深く知りたいのであれば、GoogleAdwordsやGoogleタグマネージャー、
各種SNS広告に絞った書籍が良いと思いますが
全体的なことや基本的なことを知りたいWebデザイナーさんや
企業やショップのWeb担当になったけど「いったい何から手をつけて良いかわからない」人には超おすすめ。

私のようにもう一度基本から理解し直したいというWebディレクターにも良いです。

なにが良いかと言うと、いちばん大事な広告の目的から設計手法について
きっちり紙面を割いて解説
しています。

何度もお伝えしている通り、広告の目的はターゲットユーザーの感情を変え、行動を変え、広告の目的となる場所へと導くことです。導くための情報とタイミングを設計するのです。
(Chapter3より)

ターゲットユーザーの感情と行動に着目して広告を設計する。
効果がすぐ出ると言われる流行りの手法にただ飛びつくのではなく、
広告の目標を設定、しっかりと設計して、改善を繰り返しながら効果を着実に伸ばしていく。

マーケティングの基本から書いているので、最初から順番に読んでいくと
理解がより深まるはずです。

効果測定やA/Bテストはもちろん、
リスティング広告、ランディングページ、アフィリエイト広告、動画広告、SNS広告、バナー制作…についてもポイントを絞って説明しているので、
2016年のWeb広告について全体的に知ることができます。

なんだか出版社の宣伝みたいになりましたが、
Web広告をやらなきゃいけないけど苦手な人や基本的なことを知っておきたい人にとって損しない内容だと思いますので読んでみてください。

(追記)
情報があふれ過ぎる今、Webだろうがリアルだろうが、マーケティングは、ユーザーの行動や感情を起点にして考えることが大事になっていますね。
こちらの本もおすすめです。
【おすすめ本】人を動かすマーケティングの新戦略「行動デザイン」の教科書