noteでも書いているけど、自分のブログをまったく更新していないので、こちらにも抜粋して記録を載せておきます。最近の仕事用に買った本でよかったものをピックアップしました。
世界一流エンジニアの思考法
売れ行きが良いとのことで、マイクロソフトの一流エンジニアの働き方をのぞいてみました。
登場するエンジニアたちのマインドには感心しつつも、ちょっと意地悪に見ると、「一流同士だからそれができるのよ」…。でも普段見ることのできない景色を見せもらって、日本のエンジニアさんはきっと楽しめると思います。
生産性を上げる方法は、いくつか時間術の本を読んでいるので、目新しいということはありませんが、自分も真似たいこともありました。
この本がとくに良いと思ったのは、自分がしあわせであること、仕事を楽しめることをもっとも高い場所に掲げている点です。
どんな人も働くことで、自分自身や家族が不幸せになってはいけない。
日本の働き方、ものづくりの現場は自己犠牲が賞賛され、美徳とされていた。でも2020年代は違う価値観になっている。昭和・平成の美徳も忘れたくないけれど、新しい考えにアップデートして、ハイブリッドで自身の人生の働き方を考え直さないと…。思っているだけじゃだめだけど。
採用の思考法
採用の本ではあるけれど、経営を考える本でした。誰を船に乗せるのか、どんな会社にしたいのか、貢献したいのか。社員をどうやって幸せにするのか。
社員の人生が掛かっているのに、経営者や採用担当者はもっと真剣に本気で採用活動に取り組まなければならない。
読み進めながら、何度もその通り!と頷いていました。会社の規模や業種も関係なく、著者の考え方や具体的な実践方法はきっと参考になります。
ビジネスを育てる
名著だったとは知らず、復刊で評判だったので読んでみました。
ビジネスの本質が、ぎゅっと詰まった本です。スモールビジネスを営んでいる人たちに勇気を与えてくれます。
そう、ビジネスの成功は、ひとえにあなた本人にかかっている。あなたが世界に二人いないように、あなたのビジネスもかけがえのない唯一絶対のものなのだ。「ビジネスをする」ということは、お金儲けを指すのではない。あなたが、ほかの誰でもない、あなた自身になるための道なのである。
「ビジネスを育てる」P33
ビジネスが個性や思想を表現するアート、自己表現になる、という主張にハッとしました。とくに個人商店、起業家、スモールビジネスの始まりは自己表現、自分のやりたいことをやる。
失敗も含めいろんな経験、実務をしながら学んで、成長していく。
何度も読み返すという人が多いのも頷けます。迷ったときはまたこの本を開きたいです。