【おすすめ本】LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略

2007年に日本で生まれた子どもの半分は107年以上生きることが予想されているそうです。私のようなアラフォー世代も95年くらいは生きるらしい…。人生の折り返し地点にまだ来ていない。

社会人になったとき、60か65歳までかんばって働いたら、悠々自適の年金生活が待っている…と思っていたのに、親世代と同じような老後にならないことがはっきり見えてきました。年金少ないから、預金をもっと増やさなくちゃ、仕事しなくちゃと焦っていましたが、この本を読んだら、100年ライフを楽しめるのではと、ポジティブに考えられるようになりました。少しだけですが。

やりたいことのスキルを高めるために時間やお金を投資し、次のキャリアに向けてステップアップしていく。パートナーや家族、仲間たちと支え合いながら、自分の意思で人生の道筋を決めていく。
もう若くはないから、とコレも無理、アレも無理と思わず、人生の時間が増えたことで、できることを増やしていく。それを今からすぐ始める。もし失敗しても取り戻せる時間もある。

ー レクリエーションから、リ・クリエーションへ  より
しかし、寿命が延びて増えた余暇時間は、投資のためにも使うべきだ。〜略〜 人生が長くなれば、余暇は、新しいステージに向けて自分を再創造するための投資の時間になる。100年ライフの恩恵の一つは、余暇時間の使い方を見直し、消費とレクリエーション(娯楽)の比重を減らして、投資とリ・クリエーション(再創造)の比重を増やせることなのかもしれない。

この本のとおり寿命が本当に延び続けるのか、未来のことは誰にもわからないけど、今から備えて行動するのと、何もしないのでは人生の満足度が大きく変わりそうです。老後という言葉は死語になります。一生現役でいられるために、これからどんな選択をしていくべきか考えさせられる一冊です。