【おすすめ本】シェアしたがる心理 SNSの情報環境を読み解く7つの視点

ほとんどの人がスマホを持つようになって、ウェブサイトの考え方・つくり方もずいぶん変わりました。
それに今はなんといってもSNS。誰もが発信者になる時代。企業でも、非営利の団体でも、役所でも、SNSを意識したコンテンツをつくることが求められています。

この本、370ページ近くあります!ときどき聞いたことないカタカナとか難しい熟語が出てくるので、理解するのに何回か同じ箇所を読まないといけない部分がありますが、おもしろかったです。

インスタをはじめ、様々なSNSの活用方法を分析して、著者なりの見解を示しています。
近い世代の人たちの心理はわかる部分も多いですが、10〜20代のスマホネイティブ世代の調査、分析もしていいて参考になりました。「盛る」という心理…というか文化もページを割いて説明してくれています。

SNSによるビジュアルコミュニケーション(VC)の浸透が、私個人としてはとても興味があります。
スマホネイティブ世代は、ビジュアルで育ち、学び、遊んでいます。この世代が5年、10年後に、社会の中心になるとき、時代はどう変わっているのか。少し先の未来を想像しながら、自分の新しい仕事を考えつくっていかないとけないーーそんなヒントを与えてくれる本でした。

kindle版は読み放題対象になっています。
私は書籍買って、たくさん蛍光ペンひきました。